アフリカ在来知の生成とそのポジティブな実践に関する地域研究



 本サイトでは、「アフリカ在来知の生成とそのポジティブな実践に関する地域研究」(アフリカ在来知研究会、代表者・重田眞義〔京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科〕)の活動を紹介します。

 本研究会は、文部科学省科学技術研究費補助金(基盤研究A、4年間)により2007年度に活動を開始しました。



更新情報

 (活動報告はそれぞれの班のページでご覧になれます)






アフリカ在来知研究会とは

 本研究会の目的は、現代アフリカに生きる人びとによって絶え間なく創り出されるさまざまな知(=在来知、Local knowledge)の生成の現場に 私たちが立ち会い、その動態を地域研究の視点からフィールドワークによって解明することです。さらに、人びとが在来知をより良き生活のために 活かそうとする営み(=ポジティブな実践)に注目し、その意味をグローカル(global+local)な文脈に位置づけて理解することです。

 本研究会では、在来知の生成と実践に着目して研究活動をおこなっています。
 まず出発点として、アフリカの人びとの思考を一枚岩的にとらえずに、内部に多くの異なる相互に矛盾した観点があることを認め、 在来知を固定的な参照物とする考えや、在来性を無限定な善とみる立場も超え、その上で、社会的な文脈において在来知が生成する場や 歴史的過程を常に考察の枠内に入れながら、在来知をめぐる言説や権力の政治性に注目し、経済・土地問題、難民と紛争、開発介入、資源をめぐる葛藤など社会関係と交渉に関する在来知とそのポジティブな実践を評価していきたいと考えています

 具体的には、日本とエチオピアを中心とする研究者で以下のような3つの研究ユニットおよび8つの研究班を組織し、各研究班が具体的事例について毎年集約的なフィールドワークを繰り返しながら、その成果を現地ワークショップと国内研究会の場で発表・共有して在来知の生成と実践の実例を積み重ねていきます。

ユニット 研究班
A. 生業知 (1)在来農業 (2)ものつくり (3)生物多様性の在来的保全
B. 関係知 (4)コミュニティ・コンサベーション (5)介入と交渉
(6)開発と在来組織 (7)音楽・宗教実践・映像
C. 思惟知 (8)アフリカ哲学

 それぞれの班の活動につきましては、本サイト上で今後徐々に更新していきます。










 

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開設日: 2007年6月25日 更新日: 2008年8月22日 | 作成者: 事務局